待遇面のメリットが大きい常勤ヘルパー
一般的な働き方
訪問介護の仕事となるホームヘルパーには登録制の働き方と常勤の働き方があります。登録制の働き方では派遣されて仕事に行くことになるので、介護を必要とする利用者の自宅で介護を行った後はそのまま帰宅することもできます。そのため家事との両立を図りやすいという特徴があります。
常勤で働く場合には事業所に雇われる形となりますので、事業所によって働き方も労働時間も少し異なります。一般的には8時間勤務の中でスケジュールに沿って利用者の自宅に行き介護を行う働き方となります。常勤で働く場合には正社員の勤務形態以外にもパートやアルバイトで働く勤務形態があります。
正社員として働く場合には月給制となり、パートやアルバイトで働く場合には時給制や日給制で収入を得ることとなります。フルタイムで働きますので、社会保険と雇用保険が適用された労働環境で働くことができます。また常勤はその後のキャリアにもつながり、サービス提供責任者などのキャリアアップを見据えて働くことができます。
働く流れ
ホームヘルパーの1日の流れとしては、まずその日の利用者の訪問スケジュールを確認することから始まります。確認が終わればそのスケジュールに合わせた準備を行い、申し送り事項などを確認して約束の時間までに1件目の利用者の自宅に向かいます。
午前中はスケジュールに合わせて予定件数をこなし、移動時間もよく考えて動く必要があります。そして午前中のスケジュールを終わらせれば一度事業所へと帰りお昼休憩を取ります。この休憩時間には他のスタッフと一緒になることもあるので、情報交換などを行うこともあります。
そしてお昼休憩が終われば午前中に行った介護の内容についてサービス記録表の記入とチェックを行います。これらの書類整理が終わってから午後のスケジュールとなっている利用者の自宅まで向かいます。午後の仕事のスタートとなる利用者の自宅に着く頃には概ね15時程度となることが多いです。
午後のスケジュールとなっている訪問介護を全て終わらせれば、最後に事業所に帰ってからの仕事を終わらせます。この仕事にはサービス記録表の記入とチェック、そして勤怠入力などがあります。曜日によってはスタッフが集まってミーティングが開かれることもあります。退勤をする前に次の日の訪問予定の確認と事前準備があれば行ってから1日の仕事が終了します。概ね仕事が終わる時間は18時から19時となることが多いです。
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